教養・歴史書評

『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』 野口悠紀雄著 文春新書 900円

『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』 野口悠紀雄著 文春新書 900円

 後発国が急激に発展、カエルが跳ぶように先進国を追い抜く「リープフロッグ」。世界史はこうした大逆転の連続だったと著者は指摘する。例えば中国は銀行のシステムが未発達で偽札が横行していたからこそ、電子マネーが一気に普及。欧州最貧国だったアイルランドはインターネットの登場など環境変化に対応しIT企業が集積、米国を上回る豊かさを達成した。日本も努力を怠らなければ逆転勝ちは可能と鼓舞するが、実現は容易ではなさそうだ。(W)

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世界経済 ’22年下期総予測第1部 世界経済&国際政治14 米国は景気後退「回避」も 世界が差し掛かる大転機 ■斎藤 信世/白鳥 達哉17 米ドル高 20年ぶり高値の「ドル指数」 特徴的な非資源国の通貨安 ■野地 慎18 米長短金利の逆転 過去6回はすべて景気後退 発生から平均で1年半後 ■市川 雅 [目次を見る]

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