なぜバブル期には大ヒット商品が生まれたのか? 今と比べ圧倒的に違うのは「リーダーの○○」だった
有料記事
大ヒット商品を「連発」した時代
1987年はスーパードライをはじめ、各業界からヒット商品が集中した年だった。
三菱電機が発売したダニを駆除するクリーナー「ダニパンチ」、同じく三菱電機の大型テレビ、花王のコンパクト粉末洗剤「アタック」、”女子大生ホイホイ”と呼ばれ若い女性が乗りたがったホンダ・プレリュード(三代目)など。
発売は86年だが富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」、そして前田仁が初代店長を務め86年10月オープンしたビアホール・ハートランド、同10月発売のキリン「午後の紅茶」、88年1月に発売され3ナンバー車のトレンドをつくった日産・シーマ……。
残り3860文字(全文4142文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める