「ストリップ劇場を足場に地域シェア1位へ」苦境のアサヒを救った「伝説のどぶ板営業」の実態
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バブル経済へ日本全体が突入する1980年代当時、キリンが6割という圧倒的なシェアを誇る一方、苦境にあえいでいたビール会社があった。
のちにシェアNo1の座に駆け上がるアサヒビールだ。
キリンが「ハートランド」の全国販売に踏み切る一方、アサヒは「スーパードライ」によって失地回復を虎視眈々とうかがっていた。
キリンとは対照的に、「足で稼ぐ」アサヒの強さの秘密とは?
「ハートランド」「一番搾り」ほか、さまざまなヒット商品を開発し、キリンビバレッジ社長に上り詰めた前田仁氏の逸話を、ジャーナリストの永井隆氏が語り継ぐ本連載。
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週刊エコノミスト
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