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教養・歴史 書評

『アフリカ 人類の未来を握る大陸』 別府正一郎著 集英社新書 946円

『アフリカ 人類の未来を握る大陸』 別府正一郎著 集英社新書 946円

 人口が激増しているアフリカ。2050年には25億人に達し、世界の4人に1人はアフリカの人になると予測されているという。加えて10代、20代の若者が多く、旺盛な消費意欲が経済成長を促している。しかし負の側面として、南アフリカのすさまじい貧富の格差やブルキナファソ、タンザニアなど気候変動に翻弄(ほんろう)される国々、ニジェールの「児童婚」など問題も山積だ。いまや地球に生きる誰もがアフリカの未来と無縁でいられないと痛感させられる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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