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教養・歴史 書評

『リカーリング・シフト』 青嶋稔著 日経BP 2860円

『リカーリング・シフト』 青嶋稔著 日経BP 2860円

 ハードウエアの性能よりも、購入後の顧客体験が重視されるようになり、製造業は働き方改革ならぬ「稼ぎ方改革」を迫られている。タイトルにある「リカーリング」とは「繰り返し」「循環」の意味で、顧客といかに継続的に良好な関係を保ち、収益を上げ続けるかが本書のテーマである。著者は、顧客データの取得や人財確保の難しさなど、リカーリング体制にシフトするのを阻む四つの障壁を挙げ、いかにそれらを克服していくかについて述べる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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