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教養・歴史 書評

『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』 熊谷徹著 SB新書 990円

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 テレワークが進むドイツの様子をリポート。2020年のコロナ第1波では、独企業の6~7割が従業員に在宅勤務を行わせた。これは、同時期の日本の2割強を大幅に上回る。感染が深刻で、従業員の健康を守る狙いもあるが、それ以上に、「インダストリー4.0」として経済のデジタル化を進める国の施策も背景にあるという。既に、ドイツの労働生産性は日本の1.4倍。テレワークならグローバル人材の獲得も容易だ。中途半端な日本に警鐘を鳴らす(I)

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12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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