教養・歴史 書評 『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』 熊谷徹著 SB新書 990円 2021年5月28日 『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』 熊谷徹著 SB新書 990円 テレワークが進むドイツの様子をリポート。2020年のコロナ第1波では、独企業の6~7割が従業員に在宅勤務を行わせた。これは、同時期の日本の2割強を大幅に上回る。感染が深刻で、従業員の健康を守る狙いもあるが、それ以上に、「インダストリー4.0」として経済のデジタル化を進める国の施策も背景にあるという。既に、ドイツの労働生産性は日本の1.4倍。テレワークならグローバル人材の獲得も容易だ。中途半端な日本に警鐘を鳴らす(I) 前の記事 『巨大企業の呪い』 ティム・ウー著 朝日新聞出版 1540円 次の記事 5月20~26日(ビジネス/フィクション) 文字サイズ 小中大 印刷