教養・歴史書評

『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』 熊谷徹著 SB新書 990円

『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』 熊谷徹著 SB新書 990円

 テレワークが進むドイツの様子をリポート。2020年のコロナ第1波では、独企業の6~7割が従業員に在宅勤務を行わせた。これは、同時期の日本の2割強を大幅に上回る。感染が深刻で、従業員の健康を守る狙いもあるが、それ以上に、「インダストリー4.0」として経済のデジタル化を進める国の施策も背景にあるという。既に、ドイツの労働生産性は日本の1.4倍。テレワークならグローバル人材の獲得も容易だ。中途半端な日本に警鐘を鳴らす(I)

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崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

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