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教養・歴史 書評

『誰のためのテレワーク?』 大内伸哉著 明石書店 2420円

『誰のためのテレワーク?』 大内伸哉著 明石書店 2420円

 新型コロナウイルス禍の長期化に伴い、テレワークが定着してきた。しかし著者は、テレワークはコロナ収束までの一時的な回避策ではなく、この流れは今後も止まることはないと捉える。本書の中心テーマは「移動しないで働くとはいったいどういうことなのか?」。監視やプライバシーの問題、オフィスのバーチャル化、少子高齢社会との関係、そして「会社員」という存在がどうなっていくかなど、今後の社会と生活を大きく変える可能性が見えてくる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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