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教養・歴史 書評

『自由になるための技術 リベラルアーツ』 山口周著 講談社 1760円

『自由になるための技術 リベラルアーツ』 山口周著 講談社 1760円

 さまざまな束縛から自身を解放するための教養「リベラルアーツ」。気鋭の研究者が各界の第一人者らとの対談を通じ、混沌(こんとん)とした現代社会を生き抜く上でリベラルアーツが武器になると主張する。例えば多様な教養を持つことがグローバル規模でコミュニケーションを促進し、読書や議論が知識をアップデートする。そして不自然にまかり通っている常識の中にイノベーションの種が存在していることに気づくという。閉塞感を打破したい人にお薦め。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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