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教養・歴史 書評

『中国のCASE革命』 湯進(タンジン)著 日本経済新聞出版 2200円

『中国のCASE革命』 湯進(タンジン)著 日本経済新聞出版 2200円

 中国は今や「移動ビジネス」の未来を左右する存在だ。現地でテスラのEVが躍進し、巨大な電池メーカーが誕生した理由も「CASE革命」をひもとけば見えてくる。中国がこの革命に懸けるのは、技術覇権に不可欠な国際標準を奪取する好機だからだ。本書は低価格EVから自動運転、スマートシティーまで今後主戦場となる分野における中国企業の戦略を紹介。その圧倒的なスケールとスピードを直視しない限り、日本は中国の後塵(こうじん)を拝するであろう。(O)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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