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教養・歴史 書評

『デジタルマネー戦争』 房広治、徳岡晃一郎著 フォレスト出版 1210円

『デジタルマネー戦争』 房広治、徳岡晃一郎著 フォレスト出版 1210円

 キャッシュレス決済から中央銀行が計画する通貨(CBDC)まで、お金のデジタル化が秩序もなく進んでいる。その歩みを振り返りながら、通貨の進化形を提示する格好の入門書。そもそもお金はデジタルと親和性が高く、決済用と信用創造用を使い分けることで「見える化」が可能になり、現金時代の不正もなくなるという。その実現に欠かせないセキュリティーのあり方や、乗り遅れ感がある日本が存在感を示すためのルール作りも提唱する。(O)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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