教養・歴史 書評 『グリーン・ジャイアント』 森川潤著 文春新書 1012円 2021年10月15日 『グリーン・ジャイアント』 森川潤著 文春新書 1012円 「グリーン・ジャイアント」とは、エネルギー業界の最前線に躍り出た新進気鋭の企業たちを意味する。二酸化炭素の排出と吸収を同量にする「カーボンニュートラル」の重要性をいち早く認識し、脱炭素ビジネスに参入したそれら企業の動きについて在米の著者がリポート。洋上風力発電や電気自動車、水素還元製鉄、植物性ミルクなど各分野の状況を解説し、あわせてなぜ日本が脱炭素後進国になったのか、今後どう挽回すればいいのかを明らかにする。(H) 前の記事 9月16~22日(ビジネス/ノンフィクション) 次の記事 中国法制は、果たして本当に近代化されたのか?=辻 康吾 文字サイズ 小中大 印刷