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教養・歴史 書評

『地銀消滅』 高橋克英著 平凡社新書 946円

『地銀消滅』 高橋克英著 平凡社新書 946円

 北海道のスキーリゾート、ニセコをはじめ、世界に名を知られる日本の観光地は少なくない。こうした観光地では富裕層を顧客とする高級コンドミニアムの建設も相次ぐが、肝心の地銀にはリゾート物件に対応するローンの審査体制がなく、収益機会をみすみす逃している──。金融ビジネスに詳しい著者が、地銀の抱える課題をすっぱりと平易に解説。人口減少と高齢化が加速する東北地方の地銀の動向が、今後の日本の先例になると展望する。(Y)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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