教養・歴史書評

『賃労働の系譜学』 今野晴貴著 青土社 2420円

『賃労働の系譜学』 今野晴貴著 青土社 2420円

「ブラック企業」に「ブラックバイト」と人を使いつぶす雇用のあり方に対抗する労働運動を主導してきた著者は、資本主義の歴史的経緯を捉え、労働、労働運動がどう変遷してきたかを描く。賃労働が製造業からサービス業、ケアへと広がるなかで拡大したブラック企業とは、「賃労働に労働者を規律化させる」存在だという。労働運動とは本来、資本主義の侵食に抗するものだが、企業別組合が主体の日本では機能が弱い。本書はさらにAI時代の労働運動まで見通す。(A)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号(8月16日発売)

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事