新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『ひきこもりの真実』 林恭子著 ちくま新書 924円

『ひきこもりの真実』 林恭子著 ちくま新書 924円

「ひきこもり」を問題視する言説は多く現れたが、本書が決定的に異なるのは当事者・経験者の声を大規模に収集し、得られた事実をベースにしている点だ。「ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019」が得た有効回答数は1686人。そこで、ひきこもりの本当の姿が明らかになった。自身、高校以来断続的にひきこもりになり、現在は全国で「ひきこもり女子会」を主宰する著者が、画一的な支援の課題や家族に求めたいことなどを明らかにする。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事