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教養・歴史 書評

『サウジアラビア』 高尾賢一郎著 中公新書 902円

『サウジアラビア』 高尾賢一郎著 中公新書 902円

 アラビア半島の大半を国土に持ち、王政国家として、そして石油マネーの利権にまみれた産油国というイメージで見られているサウジアラビア。しかしその内実はほとんど世界に知られていない。本書は、サウジアラビアの日本大使館で専門調査員を務めた経験を持つ著者が、その歴史、宗教、王室と権力などについて解説し、謎に包まれたこの国がいかにして「イスラーム世界の盟主」と呼ばれるまでの存在になったのか、大国の実像を明らかにする。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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