教養・歴史書評

『難民に希望の光を 真の国際人緒方貞子の生き方』 中村恵著 平凡社 1870円

『難民に希望の光を 真の国際人緒方貞子の生き方』 中村恵著 平凡社 1870円

 1991〜2000年に日本人で初、そして女性初の国連難民高等弁務官として難民救済に尽力した緒方貞子。同弁務官事務所(UNHCR)に就職し、緒方氏のパーソナル・アシスタントの経験もある著者が、その生涯と成し遂げた仕事について、多くの取材と調査をもとにまとめあげた。着任直後にクルド難民危機に直面し、法的には難民とみなされない人々まで支援対象とする英断を下すなど、独自のリーダーシップがどのように生まれたかを述べる。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事