教養・歴史書評

『失われた時、盗まれた国』 増田幸弘著 作品社 2640円

『失われた時、盗まれた国』 増田幸弘著 作品社 2640円

 2000年前後から為替市場を動かす存在として個人投資家が注目された。本書はFX (外国為替証拠金取引)をブームに仕立てた笹子善充氏の一代記。都市銀行で信用を逆手にとった商品販売に限界を感じ、為替ブローカーに転身。為替会社を渡り歩くも電子化でブローカーが不要に。設立の中核となったFX会社が上場する手前で経営から排除され、香港へ。空気に流されず時代を泳いだ人物の視点でバブル期以降の日本金融界を捉えており、内幕が興味深い。(A)

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電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

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