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教養・歴史 書評

『グローバル世界の日本農業』 小林寛史著 作品社 2640円

『グローバル世界の日本農業』 小林寛史著 作品社 2640円

 グローバル化の波は農業にも押し寄せており、「輸入品に押されてどうにもならない」という声が多く聞かれるようになった。著者はこうした時代だからこそ、アジア各国の農業従事者同士が連携して共通の課題について話し合う必要性を強調する。その中で本書は、戦前から日本農業の海外展開に貢献し、ブラジル移民支援などを推進した農林官僚、荷見安(はすみやすし)の功績に多くのページを割いている。日本農業の未来を考えるためのヒントが見つかるかもしれない。(T)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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