教養・歴史 書評 『小澤征爾、兄弟と語る』 小澤俊夫、小澤征爾、小澤幹雄著 岩波書店 2200円 2022年4月15日 『小澤征爾、兄弟と語る』 小澤俊夫、小澤征爾、小澤幹雄著 岩波書店 2200円 日本が世界に誇る指揮者にして、これまで多くの交響楽団の音楽監督を務めてきた小澤征爾。本書は80代後半になったその生涯の歩みを、兄弟2人と語り下ろしたファン待望の本。その2人とは、口承文芸学者で小澤昔ばなし研究所所長の小澤俊夫(征爾の兄)と、俳優・エッセイストの小澤幹雄(弟)。征爾のことを誰よりも深く知る2人とともに、時に56歳で亡くなった長兄・克己の思い出なども交えながら、リラックスして悠然と語っていく。(K) 前の記事 3月17~23日(ビジネス/新書) 次の記事 コミックが突然の連載打ち切り。今後の詳細な説明を求めたい=永江朗 文字サイズ 小中大 印刷