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教養・歴史 書評

『「それから」の大阪』 スズキナオ著 集英社新書 924円

『「それから」の大阪』 スズキナオ著 集英社新書 924円

 コロナ禍以降、陽性者の数や医療体制の不備など、批判的に報じられる機会が多くなった大阪。しかしながら大阪とは本来、街も人間関係も「密」であることに魅力のある場所だった。大阪在住のフリーライターの著者が、そんな場所なのに、状況から「密」になることを禁じられてしまった大阪の街を歩いた1年2カ月の記録が本書。自粛要請に悩む屋台店主やちんどん行列、365日朝6時から営業する銭湯など、厳しい日々をたくましく生き抜く姿を描く。(T)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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