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教養・歴史 書評

『会計と経営の七〇〇年史』 田中靖浩著 ちくま新書 924円

『会計と経営の七〇〇年史』 田中靖浩著 ちくま新書 924円

 企業も個人も、得意でも苦手でもお金の計算と無縁ではいられない。本書は会計の仕組みが何のために、どのように発展してきたのかを講談調で一息に描く。イタリアでお金の出入りを記録する簿記が生まれ、オランダ発の株式会社と証券取引所が普及する過程で利益の計算手段として進化。米国で大量生産・大量販売が可能になると、未来の経営を計画する管理会計が花開いた。会計の巧拙は国の存亡をも左右すると知れば、学ぶ意欲が高まる。(A)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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