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教養・歴史 書評

『タリバン台頭』 青木健太著 岩波新書 924円

『タリバン台頭』 青木健太著 岩波新書 924円

 緊迫したウクライナ情勢が続き、日々のニュースの筆頭を独占している。しかし、アフガニスタン情勢も依然混迷の中にあるのは周知の通り。ことにタリバンについて正確に理解するのは困難とされている。テロリストとして危険視する見方、正当な統治の主体として擁護する見方などが入り乱れる中、中東調査会研究員の著者は、タリバンが台頭した背景や、アフガニスタンの部族社会を冷静に分析し、多くの人が理解できる土壌を作ろうと試みる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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