教養・歴史書評

『「米留組」と沖縄』 山里絹子著 集英社新書 946円

『「米留組」と沖縄』

山里絹子著 集英社新書 946円

 日本復帰前の沖縄には若者が米国の大学に留学できるよう米陸軍省が支援する制度があり、1000人以上が利用した。研究者が「米留組」と呼ばれた同制度参加者への聞き取り調査で実態を解明した。親米的な指導者を育成し沖縄統治を容易にしたい米側の思惑と、自分の人生を切り開くため、かつての敵国による同制度を活用する若者たちの切実な思いが鮮明に。帰国後は米国と沖縄の板挟みになる人も多く、沖縄が置かれた歴史の厳しさを思い知らされる。(W)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月14日号

どうする?どうなる?日銀大検証16 岸田政権「インフレ抑制」へ 10年ぶり総裁交代で緩和修正 ■浜田 健太郎19 インタビュー 軽部謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト 日銀が甘くみた内閣の力 「安倍1強」に内部ひょう変21 「 ガラパゴス」日銀 市場機能をマヒさせた「看守」 低金利慣れの財政に大打撃 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事