教養・歴史書評

『池尾和人と語る』 池尾愛子監修、塩入篤・向井基信編 文藝春秋企画出版部 2200円

『池尾和人と語る』

池尾愛子監修、塩入篤・向井基信編 文藝春秋企画出版部 2200円

 日本の金融システム改革に尽力してきた池尾和人氏は、2021年2月21日、68歳の生涯を閉じた。本書は慶応義塾大学での最終講義を採録。交流のあった50人の寄稿からは、追悼にとどまらずこの40年の日本経済の過ちと修復過程が浮かび上がる。不良債権処理から金融政策、財政投融資、コーポレートガバナンスと池尾氏の貢献の幅広さが理解できる。寄稿者たちは、甲高い関西弁の独特の語り口が、辛らつに本質を突く言葉を和らげていたと振り返る。(A)

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