教養・歴史書評

『水道を救え』 加藤崇著 新潮新書 858円

『水道を救え』 加藤崇著 新潮新書 858円

 設備の老朽化などで危機的状況にある世界各国の水道事業。AI(人工知能)で交換すべき水道管を判別し、更新を大幅に効率化しようとするベンチャー経営者が挑戦の日々を熱く語った。古い水道管が多く、漏水が頻発する米国で、水道事業者が相次ぎ技術を採用。日本でも住民サービスを維持したいと奮闘する自治体とタッグを組み実用化を図る。水道事業の民営化で逆に料金引き上げが進んだ英国の例も紹介。知っておくべき事実が山盛りだ。(W)


週刊エコノミスト2023年1月24日号掲載

『水道を救え』 加藤崇著 新潮新書 858円

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