週刊エコノミスト Online

田村智子・共産党新委員長を田原総一朗が直撃! 国民圧迫の岸田政権を打ち倒す

田村智子・田原総一朗
田村智子・田原総一朗

女性リーダー誕生!!120分独占インタビュー

 裏金問題をめぐって岸田政権への不信が募るなかで、共産党の委員長が田村智子氏に代わった。23年ぶりの交代、大幅な若返り、女性党首の誕生である。新たな共産党は国民の憤懣をいかに汲み上げるのか。野党共闘をどうするのか。政権をどう倒すのか。そして安全保障は。田原総一朗が容赦なく斬り込んだ120分。(倉重篤郎)

 中途半端な「派閥解散」論で裏金事件に幕引きできるのか。政治刷新本部の中間とりまとめに早速「NG」(ノーグッド)がでた。

 自民党総務会長や通産相を歴任し、現在も同党東京都連最高顧問を務める深谷隆司氏が「政治資金収支報告書に書くと法律で決まっているのに、平気で法律違反を犯した議員に国会議員の資格はない。こんなチンケなやり方で金を手にしようとするなど天下国家を語る政治家のすることではない。全員、議会から追放すべきだ」(『週刊ポスト』2月2日号)と吼(ほ)えている。

 正論だと思う。この事件でまず問われるべきは、「国権の最高機関で唯一の立法機関」(憲法41条)に属し、国民の負託により立法権限を保有する、特権的な法秩序の番人たちが、自らの職責に違背する法令違反を、半ば自覚的に長年にわたり繰り返していたことだ。しかも、それは、政治資金規正法という、自分たちで議員立法した、政治家として最低限のモラルを規定した法令であった。その厚顔無恥ぶり、選良として万死に値しよう。東京地検特捜部の捜査に関わりなく、該当議員は自ら名乗り出て、次期選挙への不出馬を表明すべきだ。それこそが政治(人材)刷新になる。

「派閥解散」という結論は頂けない。一時の受け狙い、苦し紛れの弥縫策(びほうさく)としか思えない。派閥という仕組みに罪があったわけではない。不正の場所を提供しただけだ。むしろ、派閥には若手議員の教育、党内民主主義を担保するガバナンス(統治)機能もある。そもそも政権与党として総裁(事実上の次期首相)選がある限り、総裁候補選出母体のグループ(=派閥)がなくなることはあり得ないのだ。過去の解散・復活劇がそれを物語っている。また臭い芝居に騙(だま)されるほど日本人も愚かではないはずだ。そう信じたい。

 最大の派閥解消策は自民党が下野することだが、これには野党の努力、協力が必要だ。野党が衆院選で自民、公明議席を定数の半数に届かない状況に追い込まない限り、自民党は派閥解消を達成できず、日本の政治は刷新されない、という関係にある。野党の責任は重大だが、その自覚はどうも見えない。支持率も政権以上に低迷している。

岸田文雄首相
岸田文雄首相

いまの金権自民党は腐り切っている

 そんな折、野党共闘の推進役・日本共産党に初の女性党首が登場した。この人事が野党活性化のショック療法にならないか。ジャーナリストの田原総一朗氏が田村智子同党委員長(58)を直撃した。

田原 委員長になりどう?

田村 (1月18日の党大会で)決まった時は、ちょっと客観的に見ていて、共産党の102年の歴史で初めて女性が委員長になったんだなあと。自分事と言うより、党にとってすごい歴史的瞬間なんだなあと思ってました。私自身で言うと本当に責任の重い役職だと。まあ決断しましたからね。もうこれはやるしかないなと、武者震いするような思いだった。今も同じだ。

田原 人事、いつ聞いた?

田村 あくまでも党大会で決まることだが、昨年10月に党大会決議を作る責任者になったこと、暮れに志位和夫委員長(現議長)と東南アジア歴訪したことから、ありうるなと。ただ、そう提案しようと思っていると言われた時は、その場で要請には応えます、と返事した。

田原 逡巡(しゅんじゅん)なかった?

田村 ないと言うと嘘になるし不安もいっぱいだ。やらない方が楽とも思う。だが、ある意味時代の要請という言葉が頭に思い浮かぶ。

田原 党を改革? 持続?

田村 継承し、その上に立って発展させる。今度の党大会では、なぜ私たちが民主集中制を重視し、いわゆる党首選をやらないのか、組織のあり方や政策について、深く掘り下げる決議案を採択した。その決議案作りの責任者、報告者として、組織の一番の土台は受け継ぐが、今日的な発展もまた必要になってくるとは思う。

田原 裏金疑惑どう見る?

田村 自民党自体が腐りきっている。30年余り前、リクルート事件で政治とカネが問われた時、企業・団体献金の禁止と言いながら、パーティー券や、政党と政党支部ならOKという抜け穴作りをしていた。政治とカネがいつの間にか選挙制度改革問題にすり替えられた。

田原 僕の責任も大きい。

田村 同感です(笑い)。

田原 中選挙区だと自民同士が喧嘩(けんか)するので金権選挙になる。小選挙区主体の制度に変えるしかない、と後藤田正晴氏に説得され、時の宮沢喜一首相にテレビ特番で国会での制度改正を約束させ、追い込んだ。

田村 私はその頃リクルート、佐川急便、ゼネコン汚職事件の真相究明を求める街頭署名活動をしていたが、列ができるほど、国民は金権問題に怒っていた。ここで根を絶たなければ、という時にあれよあれよという感じで小選挙区制度論議になっていった。金権政治の根っこは企業との癒着だ。企業が大金を自民党政治家につぎ込むことが一番問題なのに不問とした。

田原総一朗
田原総一朗

中国とは、批判はしつつ友好関係を

田原 党として何目指す?

田村 大会決議では、戦争の心配のない東アジアをどうしたらつくれるかを深掘りした。昨年末に志位さんとインドネシアのASEAN本部を訪ね学んだ。ASEANは1970年代までベトナム戦争など血みどろの争いの場だったが、東南アジア友好協力条約(TAC)を作り機能させることで大きく変身した。10カ国の外交官が本部に集結し、互いに戦争しないし、武力で脅すこともしない、という条文を守るための協議を年1500回やるという。

田原 1日4回だ。

田村 なぜか、と聞いたら、繁栄したいからだという。大国の投資を受けるには平和と安定の地域でなくてはならず、そのために対話を習慣化させる関係を何年もかけて作り上げてきたんだという。中国、米国、日本とも対話強化、北東アジアでも同様な関係を作ってもらいたい、という壮大な外交戦略を持っている。それゆえの経済急成長だ。

田原 それに比べ日本は?

田村 そういう外交が情けないほどできていない。中国との問題も、どう外交で解決するか全く見えない。北朝鮮との対話も、ベトナムの力を借りないとできない。ASEANの成長を取り込むと言ってきたが、実は取り残されている。なぜか。安全保障のあり方があまりに米国と一緒になった軍事一辺倒だからではないか、が私たちの問いかけだ。その考え方を直したい。

田原 要は日米同盟破棄?

田村 それは国民多数の合意になっていないからすぐにとはいかない。でもASEAN張りに対話を習慣化する外交は、日米安保条約下でもできる。私たち野党には外交権限がないので、市民活動、シンポジウム形式で、経済界も巻き込んでその実現を考えたい。経済界は困っていると思う。中国と敵対するばかりで、経済安保を強要され、大川原化工機事件(軍事転用可能な機器を経産省許可を得ずに輸出したとして社長らが逮捕、起訴されたが、杜撰(ずさん)な捜査と証拠により冤罪(えんざい)が明らかになった)も起き、戦々恐々としている。公安警察は反省しておらず同じことがまた起こりうる。研究機関も同じだ。中国の研究力の向上で日本との交流が広がっているが、そこを叩(たた)かれたらどうなるか。

田原 対話外交どう促進?

田村 2019年にASEAN首脳会議で採択された「ASEANインド太平洋構想」(AOIP)に注目している。ASEAN10カ国と日中米韓露印豪NZの8カ国で構成する「東アジアサミット」(EAS)をベースに、東アジア規模の友好協力条約を目指そうという壮大な構想だ。この実現を図るべく力を尽くしたい。

田原 中国との対話は?

田村 日中首脳間で互いに脅威にならない、パートナーとなる、との合意や確認をこれまで何度もしてきている。私たちがASEANから学ぶべきは、それを脇に置かず、いかに機能させるかだ。中国に対しては大国主義、覇権主義的振る舞いがあればきちんと批判、尖閣の問題もその他の東南アジアの領土、領海についても合意に基づき話し合いで解決し続けることだ。

田原 政権も似た思いだ。

田村 それでなぜ敵基地攻撃能力の保有になるのか。

田原 対米建前もある。

田村 日本の外交が米国の顔色を窺(うかが)い、米国の言うことと違う態度をとれないという状況が続き、核兵器禁止条約の仲間にも入れない。オブザーバー参加もできない。それが世界に大きな失望を与えている。このあり方をまず変えようというのが共産党の大戦略だ。

米国言いなりの経済政策を転換する

田原 経済政策はどうか?

田村 物価高騰の下、なぜこんなに暮らしが苦しいのか。失われた30年と言いながら、失わせた政策を引き継いでいる、その転換を求めたい。消費税減税、最低賃金の抜本引き上げ、そのために中小企業支援をどうするか。私たちは内部留保課税を提案している。経済界含めてぜひ議論したい。

田原 経済失速の背景には、経済界が失敗を恐れ、挑戦をやめたこともある。

田村 それもあるが、私たちは消費を冷え込ませ経済停滞をもたらした一番の原因は非正規雇用のここまでの異様な拡大だと思っている。

田原 連合も賛成した。

田村 でも主導したのは自民党政治だ。カネでの癒着を背景に経済界の要求を聞いていれば日本経済が良くなる、との一点でやってきた。もう一つは米国の存在で、80年代の日米構造協議など米国の言いなりになって、日本の半導体業界を投げ捨てるようなことまでしてきた。つまり経済界の目先の利益だけを追求し、米国の要求に言いなりになって経済政策を進めてきたのではないか。ここを私たちが変えようとしている。

田原 野党共闘について聞く。前回衆院選では立憲も共産も議席を減らした。

田村 個々の選挙区では、共闘したから勝てたところもたくさんある。決して敗北でも間違いでもなかった。

田原 立憲は共闘やめた。

田村 やめたかどうかはこれからの話し合いだ。ぜひやっていきたい。欧州の主要国では野党共闘による連立政権は当たり前だが、日本では自民党に代わる連立政権と言った時に共産党と組むかどうかの攻撃を自民党は意図的に仕掛けてきたし、率直に言えば、メディアもそれに乗った報道をしてきた。「安保条約廃棄」と言う党じゃないかと言われ、マイナスイメージが相当に作られたと思っている。

田原 そんなことを言ってるから共産党は駄目だと。

田村 それを変えようとすれば、変えられたくない勢力は共産党を攻撃してくる。共産党と立憲はなぜ共闘するんだ、と。二度と共産党が政権なんていうことを言えないように、というくらいの攻撃を受けた、というのが私たちの実感だ。

田原 経済界もメディアもなぜ共産党をそう恐れる?

田村 逆にお聞きしたいところです。本気で共産党が政権の中に入ることになれば根本的な政治改革になる。そこを恐れる人たちがさまざまな力を持っているのだろうと思う。だが、私たちは共闘を諦めてない。大会決議でも、市民と野党の共闘は大変な困難が持ち込まれているが、ここしか政治を変える道はない、と明言している。(立憲にも)そのボールを投げている。

田原 共闘再活性化のために何が必要?

田村 15年の安保法制反対の時に国会を包囲したような国民的運動の盛り上がりが必要だ。あの日比谷野音で席割りができないくらいの人が集まったのを思い出す。この局面で初めて私たちの国民連合政府という提起が注目された。同じようなことが必要だと思う。党首同士が一本電話をという話ではない。自民党政治を終わらせ、新しい政治にするためには、こういった課題で頑張る政権を作ってくれよという圧倒的な運動を起こし、野党全体を動かすことが求められていると思う。

田村智子
田村智子

共産党には言論の自由がないのか?

田原 その課題どう設定?

田村 四つの課題を提起している。企業・団体献金の禁止、連座制導入で裏金問題の腐敗の根を断ち切る。

 二つめに経済政策で、家計消費のエンジンをかけるための政策として消費税減税、賃上げ、社会保障の負担減をどうするか。三つめは安保政策で、軍拡、軍事費2倍でいいのか、それやっていたら子育て予算の倍増が絶対できない。最後が人権、ジェンダー平等だ。ぜひ一致点を見いだしたい。

田原 ジェンダーでは?

田村 日本は意思決定機関に女性の割合が低い。経済的にも女性が家計補助的役割に位置付けられている。ジェンダー平等先進国に比べ、日本の経済と社会の発展を阻害している。衆院選では女性が1割行くか行かないかを繰り返している。政党に努力義務を課しても進まないなら、もっと強力な、女性議員を増やすためのクオータ(法的割り当て)制度の導入を考える必要がある。人権の中では選択的夫婦別姓、同性婚が中心課題だ。誰と家族を作るのか、誰を好きになるのか。社会全体はもう変わっているのに確固として変えさせまいとする勢力が自民党の中に居座り続けている。これを一掃しなければならない。

田原 田村カラーはどう?

田村 私の強みの一つは、コロナ危機の時に政策委員長になったことだ。立憲の逢坂誠二、国民民主の泉健太両政調会長(当時)と何を要求しようか頻繁に協議、家賃補助制度を作らせたり、予算の組み替え提案も一緒に出した。「桜を見る会」でも安倍晋三政権を倒そうとかなり胸襟開いた現場での共闘を私自身は経験してきている。そういう意味での信頼関係はあるがそれでは進まない。圧倒的な市民のバックが必要だ。

田原 民主集中制(「民主主義的中央集権主義」の略。全共産党員が上級機関の決定に無条件に従う行動規範)についても聞く。メディアが共産党を嫌うのは言論、表現の自由を認めていないんじゃないかと。

田村 そこは違うんじゃないかと思う。党大会でも革新的中身の一つとして、共産党が目指す社会主義、共産主義は、人間の自由が高い次元で保障された社会だということを打ち出した。

田原 中露は自由がない。

田村 資本主義の害悪を乗り越えて、資本主義からの発展としての社会主義、共産主義になると、マルクス以来言われてきたが、旧ソ連も中国も資本主義を経験しないまま、つまり国民皆が参加する選挙もなければ民主的議会もないし、経済も発展していない、そんな中で社会主義に体制移行したところに大きな矛盾と歴史的制約があったと思う。

有権者とのハーモニーを大切にしたい

 さて、田原、田村両氏には過去に一つの接点があった。1995年、田原氏司会の「朝まで生テレビ!」の戦後50年企画で、田村氏が討論者の一人として論戦した時だ。田村氏は、「大東亜戦争は正しかった」と主張する右翼団体の発言に真っ向から反論、「生放送は、緊張感はあったが、発言の切り貼りはされず納得のいく内容だった」と振り返る。一方、民主青年同盟(共産党を相談相手とする青年団体)時代に某テレビの密着取材を受けた時は、実際の放送は、民青同盟をなかば揶揄(やゆ)するもので、悔し涙がこぼれた、ともいう。

田原 どんなメディア観?

田村 今回の党大会は大変注目をいただき、うれしいなと思うが、共産党の閉鎖性とか、(志位議長による)院政とか、やはり型にはめて見たいんだな、ということも一方で感じた。

田原 今後型を打ち破る?

田村 型にはめた報道が間違っていたと気付いてもらえるようにしたい。

田原 なぜ共産党に入党?

田村 早大時代に大学側が、次学年から影響の出る「スライド式学費値上げ」制を導入すると発表、「おかしいよね」と話しかけたクラスメートがたまたま民主青年同盟メンバーだった。子どもの頃からの理不尽なことは許せない、という性格もあった。それだけなら学生時代に終わっていたかなと思うが、80年代半ば以降、共産党が核兵器廃絶運動を国際的に呼びかけたことが大きかった。今でいう核兵器禁止条約と同じものを作れという運動だった。核兵器を廃絶できるという主張が驚きだった。高校の修学旅行で広島の平和記念資料館を見て以来核兵器が怖いという思いがあり、勉強してみたいというのが一番大きな動機だったと思う。

田原 小学校から大学(早大)まで合唱クラブだ。なぜ歌うのが好き?

田村 ともかく歌うのが楽しかった。私のパートはアルト、メゾソプラノだが、主旋律にきれいにハモった時の感動は素晴らしい。

田原 政治と関係ある?

田村 デモ行進する時にただ歩いているのは嫌いで、歩道橋の上を通っている人に手を振ってしまう。それもハーモニーなんです。こちらから働きかけて返ってくるか、こっちが出す声も自己満足で出すのではなくて、皆さんにこういうことを伝えたいんですよ、という。合唱につながるところがあるのかな、とも思う。

田原 街宣車でも歌った?

田村 5年前の参院選。渋谷のハチ公前の街宣だった。すごい雑踏でどんなに訴えても全く反応なかったので、ちょっと注目集めようと、ジョン・レノンの「パワー・トゥ・ザ・ピープル」の最初の二節を繰り返し歌ったら、ぱっと向いて手を振ってくれた。「我ら人民に力を」だから、選挙というのは、政治を諦めている人が投票に行けば変わるよ、と演説した。

田原 志位氏とどう違う?

田村 地区委員会も秘書も、候補者も何回も経験(国政選挙で5回落選)し、有権者の皆さんと語り合うことを積み重ねてきた。田村カラーという点では、有権者との対話重視ということはあると思う。

   ◇   ◇

 論戦約2時間。「朝生」の乗りでガンガン机をたたいて迫る田原氏の「口撃」をニコニコ顔でソフトに受け流す懐の深さ、なかなかの肝っ玉母さんではないか。外交政策も傾聴に値する。今後の対中関係、対話の習慣化こそが鍵になろう。


たむら・ともこ

 1965年、長野県生まれ。共産党委員長。共産党中央委員女性委員会副責任者、青年学生委員会責任者、党政策委員長などを歴任。安倍政権の「桜を見る会」をめぐる追及など、権力を厳しくただしてきた

たはら・そういちろう

 1934年、滋賀県生まれ。ジャーナリスト。タブーに踏み込む数々の取材を敢行し、テレビジャーナリズムの新たな領域を切り開いてきた。著書に『創価学会』

 1月30日発売の「サンデー毎日2月11日号」には、「東大はじめ難関大合格者も 通信制高校の大学受験の”底力”」「山下智久主演ドラマ 『正直不動産』はなぜ面白い?」「芥川賞作家も創作にChatGTP使用で話題に 生成AIの積極活用法!」などの記事も掲載しています。

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事