週刊エコノミスト Online 書評 『日本国債入門』 服部孝洋著 きんざい 3630円 2024年3月22日 『日本国債入門』 服部孝洋著 きんざい 3630円 年間発行額が200兆円を超え、財政・金融政策の中心を占める存在だが、専門的で難解なイメージがつきまとう国債。証券業界出身で財務省に勤務経験も持つ研究者が詳細に解説した。そもそも政府がどのように国債を発行・管理し、日銀がどのように購入しているか、といった基礎知識を丁寧に説明。加えて、金融機関による実際の取引の様子、国債が持つ金利リスク、先物市場の動向など幅広いテーマを網羅している。熟読したい秀逸なテキストだ。(W) 週刊エコノミスト2024年4月2日号掲載 『日本国債入門』 服部孝洋著 きんざい 3630円 前の記事 『渋沢イズムでニッポン元気復活!』 三橋規宏著 海象社 1980円 次の記事 経産省の書店振興PTは再販制見直しまで行くか 永江朗 文字サイズ 小中大 印刷