目利きの本棚
掲載記事 8件
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本が受け継ぐ「精神のリレー」=黒沢正俊
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編集者の悪い癖で、本を手にして最初にめくるページは、巻末の参考文献だ。自分が編集した本があるかどうかを確認する。斉藤誠『〈…
2018年8月6日
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名編集者が選ぶ 黒沢正俊、佐藤慶一、島田潤一郎、白石正明、都築響一、増山修、渡部朝香
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数十年に一度の豪雨や、記録的猛暑に襲われた2018年夏──。翻弄(ほんろう)された心を静め、不透明な先行きを見通すのに、読…
2018年8月6日
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病も依存症も、自力でコントロールできない=白石正明
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人気コラムニスト、小田嶋隆さんの『上を向いてアルコール』は衝撃的な一文から始まる。《まず、「飲んじゃった」が先にある》と。…
2018年8月6日
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「なにもない」故郷とメディアで仕事する自分=佐藤慶一
目利きの本棚
5月のある週末、日本海に浮かぶ佐渡島に取材で行った。新潟港からフェリーで2時間半。緑色のカーペットで寝ているとあっという間…
2018年8月6日
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生き方を見失った私が手にした本の道しるべ=島田潤一郎
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42歳になって、ますますどう生きていけばいいのか、わからなくなりつつある。毎日SNS(交流サイト)を見ているが、それによっ…
2018年8月6日
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新たな面白がり方で古い文化を再生させる=都築響一
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自分も本を作るし、他の人が作ったものを読ませてもらう読者でもあるわけですけど、いままでと違うアプローチで作り手、書き手が面…
2018年8月6日
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「マネーはテクノロジー」の時代にひもとく歴史=増山修
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仮想通貨取引が話題の昨今、人類にとってお金とは何かを問い直す本もいくつか刊行されている。本書はお金と人類の関係史をその起源…
2018年8月6日
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本、という薔薇 本、という時限爆弾=渡部朝香
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出版社での会社員生活も、20年以上になってしまった。入社時に配属された営業部では、帳簿の記入の仕方などを習った。手書きだ。…
2018年8月6日