経済・企業特集

リーマン・ショック10年 私のリーマン・ショック 宮内義彦 メルカリ100社で資本主義に対峙するしかない

    宮内義彦(オリックスシニア・チェアマン)
    宮内義彦(オリックスシニア・チェアマン)

     リーマン・ショックの教訓は二つある。一つは1990年代のバブル崩壊で、バブルは悪いことだと政策的に潰し、それを銀行の責任にして後始末に7、8年もかけた。それによって日本経済はすっかり駄目になってしまった。これが私の解釈だ。

     ところが、米国は日本と全く逆のことをした。資本市場の国として市場が機能しなくなれば、銀行から証券会社、大手企業まですべて破綻する。だから投資銀行から自動車メーカーに至るまで公的資金を供給し救済した。これは日本のバブル潰しの失敗から学んだ教訓だ。

     もう一つは金融市場に頼ることの恐ろしさ。オリックスは資本市場から100%資金を調達してもよかったが…

    残り1320文字(全文1605文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月17日号

    勝つ負ける地銀ランキング18 弱まり続ける「稼ぐ力」 “利益率かさ上げ”のツケ ■大堀 達也/吉脇 丈志19 最新 地銀全103行収益力ランキング23「粉飾倒産」でヤケド負う ■編集部24 東証改革 時価総額500億円未満が1部市場に31行 ■編集部27 “無風”の減益 「益出しのネタ」尽きる “苦 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット