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週刊エコノミスト Online 特集

役立つ会計 楽天への質問と回答 「恣意的な評価益の計上はない」

 編集部の質問に対し、楽天は次のように回答した

── IFRS第9号の早期適用を行い、非上場株式への投資額を2015年12月期から17年12月期まで年々増やしているのはなぜですか。また、評価損を出すことなく、非上場株式の評価益を出している根拠は何ですか。

■IFRS第9号につきまして、非上場株式の評価に関しては当社がIFRSを適用した13年12月期から適用しております。

 当社連結経営成績において計上している非上場株式の評価益に関しましては、四半期ごとに各投資先の直近の資金調達株価等を参考に客観的・合理的な方法により算定された公正価値を元に、IFRS第9号に準拠して保有株式の公正価値評価を行ったものです。したがって、投資対象によっては、評価益を計上することもあれば、評価損を計上することも過去にございました。

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