新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 特集

大図解・世界経済&マーケット データで分かる!2 商品市況は予言する 銅・金比率は景気先行=平川昇二

米長期金利の目安となる銅・金比率は低下
米長期金利の目安となる銅・金比率は低下

銅・金比率は景気先行 債券投資家の注目指標

 商品市況の品目は数多くあるが、景気の先行指標として際立って注目されているのが、銅先物価格に対する金先物価格の比率(銅・金比率)だ(図1)。

 銅は自動車、携帯電話、住宅、産業用機械などの生産に欠かせない代表的な工業金属材料で、景気拡大期には使用量が増加し、需給が逼迫(ひっぱく)して値上がりする傾向がある。

 一方、金(ゴールド)は安全資産として景気後退期に選好される貴金属だ。特に、地政学リスクなどにより市場参加者のリスク回避志向が高まると、金が買われる(金価格が上昇する)ことが多い。

残り1243文字(全文1507文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事