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 少子化克服へ「5本柱」を総合展開 在宅支援含めた「家族政策」へ転換を=増田雅暢 本誌版「社会保障制度審」第13回

表1 保育無償化による負担軽減額(満3歳以上、1人の場合)
表1 保育無償化による負担軽減額(満3歳以上、1人の場合)

 今回は、今後の少子化対策のあり方について論じたい。安倍内閣は、2016年6月の「ニッポン1億総活躍プラン」において、「希望出生率(若い世代の子どもの数に関する希望がかなった場合の出生率)1・8」の実現を目標にさまざまな対応策を列挙したが、17年の出生率が1・43と前年より減少したように、1・8の水準に引き上げることは至難の業だ。

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