経済・企業特集

商社 商社セブン 豊田通商 次世代自動車 投資を加速

    豊田通商の連結最終損益と株価の推移 (注)連結最終損益は2017年3月期以降はIFRS、それ以前は日本基準 (出所)豊田通商資料とブルームバーグより編集部作成
    豊田通商の連結最終損益と株価の推移 (注)連結最終損益は2017年3月期以降はIFRS、それ以前は日本基準 (出所)豊田通商資料とブルームバーグより編集部作成

     トヨタ自動車の関連会社であり、自動車は基幹事業だ。その自動車で100年に1度と言われる技術革新、産業構造の変化が起こりつつあるという意識の下、2017年度に事業本部横断の「ネクストモビリティ推進部」を設立した。これまでに、電気自動車(EV)用バッテリー需要を見込んだ豪州リチウム資源会社「オロコブレ」への出資(約260億円)や、東南アジア有数のシェア自動車「グラブ」への出資(出資額非公表)、量子コンピューターで世界的に有名なカナダ「Dウェーブ・システムズ」との協業、といった実績を上げた。

     次世代自動車事業と並ぶ重点分野に掲げているのがアフリカ戦略だ。12年に約2300億円で買収した仏CFAO(セーファーオー)は、アフリカ中西部を中心に自動車販売、医薬品・医療機器卸売りを手がける。CFAOの営業基盤をテコに、仏スーパー「カルフール」や、コンゴやコートジボワールでのビール事業、さらにはエジプトで発電事業に参入した実績も持つ。ただ、18年3月期決算ではコンゴのビール事業での競争激化によ…

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    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

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