投資・運用

保険見直し大作戦 「入り過ぎ」に要注意! 世帯・パターン別 保険見直しプラン5=横川由理

     保険に加入するのは常識だ──。約9割の世帯が生命保険に加入している(生命保険文化センター「2018年度 生命保険に関する全国実態調査」)ことを考えればうなずける。この調査によると、1世帯が1年間に支払う保険料は平均38万2000円という。30年間払い続けると軽く1000万円を超えてしまう。

     毎月引き落とされる保険料。加入時にはよく調べて契約したとしても、時間がたつと保障内容があいまいになったり、「お守り」だと考えて放っておいたりしないだろうか。「貯蓄はないけれど、保険料はがんばって払っている」という話もよく聞く。多くの家庭で保険に入り過ぎていることが貯蓄が増えない理由の一つにもなっている。

     例えば、子どもが誕生したときに2000万円の定期保険に加入したとする。たしかに子ども1人にかかる教育費や生活費の合計は、一般的に2000万円といわれる。しかし、子どもが10歳になれば、10年分の必要資金は支払い済みとなり、その分、保障額を下げることができる。にもかかわらず、子どもが就職しても大きな死亡保障を見直さない人も多い。定期的に見直しを行うことで、保険を上手に利用してほしい。

     長寿化に伴って死亡保険の保険料は、大きく値下がりしている傾向にある。さらに喫煙の有無や血圧の数値で保険料に違いを設けている損保系、ネット系、外資系生保に加入し直したほうが、年齢が高くなった分保険料が上がることを考慮しても、保険料は安くなる可能性もある。

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