新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

投資・運用 特集

「保険の見直し」その前に 知っておくべき公的保障=鈴木暁子 保険見直し大作戦 

トンチン年金より公的年金の増額を

 老後の備えとしての保険のなかで昨年来、問い合わせが多いのが、「長生きするほどおトク」のフレーズで注目されている「トンチン年金」だ。生きている間、毎月年金が支給されるが、いわゆる死亡保障はない。年金の受給開始(契約により異なる)以前に死亡や解約などの場合は、返戻金は払込保険料より少なく、残りは生存している人の年金原資に回るため、長生きするほど多く受け取れる仕組みとなっている。

「ストック(貯蓄)は使い切ったら終わり」という不安から、老後になかなかお金を使えない人も多い中、フローの収入として年金を生涯受け取れることは大きな安心であり、その点では魅力的といえる。

残り2595文字(全文2892文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事