教養・歴史コレキヨ

小説 高橋是清 第23話=板谷敏彦

    挿絵・菊池倫之
    挿絵・菊池倫之

    (前号まで)

     西南の役の西郷軍敗退で武士の時代が終焉を迎える頃、是清の盟友末松謙澄は大きく出世の階段を上り始め、是清も職を得た東京英語学校の校長肥田昭作を糾弾するなど活発に活動を始めた。

    第23話 長野の畜産事業

     明治9(1876)年の5月から翌年3月までの1年間、是清は東京英語学校の教師として働いた。

     この間、西郷柳子(りゅうこ)と結婚し、新婚夫婦は養祖母喜代子、引き取った同腹の妹香子(かねこ)とともにフルベッキ邸内の日本家屋を借りて暮らしていた。

    残り2532文字(全文2758文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事