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小説 高橋是清 第71話 元老会議=板谷敏彦

    (前号まで)

     日露開戦が迫る。大蔵省は銀行団に国債消化(戦費調達)への協力を要請、日清戦争遂行を財政面で支えた阪谷芳郎次官は、金本位制維持のため英国ポンド建て外債発行の必要性を説く。

     明治37年(1904)年年初、ロシアとの開戦のうわさから大きく売られた東京株式取引所(東株)も1月中は低位ながら比較的安定した動きを示していた。

     ところが2月2日から5日にかけては「諸株一直線に下落」して市場は売り一色となった。

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