経済・企業挑戦者2020

大関興治 ブエナピンタ代表取締役 規格外の食材を加工し全国展開

    撮影 武市公孝
    撮影 武市公孝

     捨てられる運命の農産物を活用して、食材を全国に提供し、飲食店と農家の課題解決を目指す。

    (聞き手=藤枝克治・本誌編集長、構成=春日井章司・ジャーナリスト)

     私たちの仕事はIT(情報技術)を活用して利益率の悪い飲食店の問題を解決することです。核になっているのが、新鮮なのに形が悪いなどで廃棄される規格外の農産物を加工品として活用することで、割安でおいしい食材を提供し、飲食店の仕込みや調理の手間を減らし、年々高くなる人件費を抑えつつ料理の品質を上げるという発想です。

     徳島県鳴門市に設立した食材加工拠点「ザ・ナルト・ベース」では、地元の規格外食材を中心に開発した料理を、併設したレストランで提供しています。たとえば「鳴門金時ポテトサラダ」(600円)は、徳島県特産の鳴門金時というサツマイモの規格外品をペースト状にしたポテトサラダです。通常のジャガイモのポテトサラダとは違う味とほんのり甘みのある食感が好評の人気メニューです。

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