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キリンとアサヒ次期社長 両候補にP&G出身者

     キリンビールとアサヒビールの次期社長候補が、ともに「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン出身」として注目されている。キリンの候補は、常務執行役員マーケティング部長の山形光晴氏だ。P&Gジャパンから2015年、キリンビバレッジのマーケティング部長に就き、17年からキリンビールに移った。

    「コク」や「キレ」といった業界の定番表現を改めて新風をもたらし、第3のビール「本麒麟」をヒットさせたことで知られる。早ければ来年にも、布施孝之社長の後任として大抜擢される可能性もゼロではない。

     一方、ライバルのアサヒは18年9月、サトーホールディングス前社長の松山一雄氏を招聘(しょうへい)した。現在、専務取締役マーケティング本部長を務める松山氏は過去、留学後にP&Gジャパンに在籍した時期がある。抜群の語学力も、海外で巨額買収が相次ぐアサヒの次代を担ううえではうってつけだ。

     アサヒは現在、「スーパードライ」が低迷気味だが、ここで松山氏がテコ入れを成功させれば、こちらも2年後に塩沢賢一社長=写真=の後任として「松山社長」誕生もあり得る。

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