【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

週刊エコノミスト Online

新型コロナで「史上最悪」になったのち、「史上最高の経済成長」をゴールドマンサックスが予想するワケ=立沢賢一(元HSBC証券会社社長、京都橘大学客員教授、実業家)

わずか数カ月前、世界経済はゆっくりとリバウンドし、米中貿易戦争も前進するかのように見え、世界中の中央銀行は金利を維持させるような金融政策を遂行しようとしていました。

今思うと、既に懐かしさを感じてしまいます。

ゴールドマンサックス社は第1四半期及び第2四半期の米国経済成長率はそれぞれマイナス9%とマイナス34%、そして第3四半期には19%のプラス成長を予想しています。

史上最低の経済成長となる見通しの第2四半期の後は、第3四半期において史上最高の経済成長を達成すると予想。

1年間の通しではマイナス6.2%の経済成長率になると発表しました。

この予想が実現すると仮定すれば、アメリカのGDP10%相当に及ぶ2兆ドルの景気刺激策は充分おつりがくることになります。

事実、ゴールドマンサックス社は

(1)今回の景気刺激策は期待値を大きく超えるものであり、

(2)先日報じられた州政府に対する救済策も効果が大きいと評価している

ことが、第3四半期の大幅な景気回復を呼び起こす理由としているのです。

しかしこれらの予想も新型コロナウイルス肺炎の動向次第なのは否めません。

市場関係者はソーシャルディスタンスと増加したPCR検査回数が5月又は6月にも個人消費や企業活動に良い効果をもたらすという楽観的な見解を示してます。

一方トランプ大統領は記者会見でこれからの2週間が最悪期と警鐘を鳴らしました。

第2四半期に入るとVIX指数が徐々に下がり始めたようですので、株式市場の乱高下の幅がこの調子で縮小していって欲しいと思います。

立沢賢一(たつざわ・けんいち)

元HSBC証券社長、京都橘大学客員教授。会社経営、投資コンサルタントとして活躍の傍ら、ゴルフティーチングプロ、書道家、米国宝石協会(GIA)会員など多彩な活動を続けている。

official website https://kenichi-tatsuzawa.com/profile/

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCgflC7hIggSJnEZH4FMTxGQ

メルマガ https://www.mag2.com/m/0001690915.html

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月11日号

止まらない円安 24年ぶり介入第1部 市場の攻防15 亡国の円買い介入 財政破綻を早める ■編集部17 1ドル=70円台はもうない ■篠原 尚之 ドル高が揺さぶる「国際金融」 ■長谷川 克之18 円安 これから本格化する内外金利差の円売り ■唐鎌 大輔20 国力低下 米国の強力な利上げはまだ続く 円 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事