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教養・歴史 書評

『問いのデザイン』 安斎勇樹、塩瀬隆之著 学芸出版社 2700円

『問いのデザイン』 安斎勇樹、塩瀬隆之著 学芸出版社 2700円

 製品開発や人材育成、あるいは子供の学びの場においても、現代社会にはある共通した問題点があると著者2人は指摘する。それは「認識」と「関係性」が固定化する病に陥ることだ。そこで、この状況を変えるために求められるのがタイトルにもなっている「問いのデザイン」。「問い」というものが関係性を柔軟なものに変え、組織なり学校なり地域なりメンバーに活力を与え、創造的な対話を可能にしてくれる。その問いの立て方のスキルを解説してくれる本。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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