教養・歴史書評

『歴史秘話 外務省研修所』 片山和之著 光文社新書 800円

    『歴史秘話 外務省研修所』 片山和之著 光文社新書 800円

     外交官らを養成する外務省研修所。常に注目を浴びる外交を縁の下で支える地味な存在に現役所長がスポットを当てた。「外交センス欠如」が敗戦を招いたと研修の不備を反省する幣原(しではら)喜重郎や吉田茂たちが終戦直後に開設した経緯を紹介。語学に加えて憲法や国際法、経済学をたたき込むなど人材育成に腐心する姿が伝わってくる。国内外の情勢変化を踏まえた研修制度整備の必要性を訴える点には賛同できるが、より具体的な提言が欲しかった。(W)

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    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

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