教養・歴史 書評 『トレイルブレイザー』 マーク・ベニオフ、モニカ・ラングレー著 東洋経済新報社 1800円 2020年10月16日 『トレイルブレイザー』 マーク・ベニオフ、モニカ・ラングレー著 東洋経済新報社 1800円 著者は、世界最大の顧客管理ソフトウエア企業、セールスフォース・ドットコムの創業者と同社の戦略担当者。「トレイルブレイザー」とは「開拓者」の意である。成長か社会貢献か、利益創出か公益かという二項対立を超え、企業はいかに「善き行い」と成功を両立させることができるのか。そのことで人類に貢献する「バリュー」(価値観)を提供することができるのか。それを実現するため、自社で遭遇した困難を交えた働き方の変革について真摯(しんし)に語られる。(K) 前の記事 映画も大ヒット!『鬼滅の刃』で集英社が絶好調の一方、マンガを持たない出版社に「雑誌という不良債権」が重くのしかかっている(永江朗) 次の記事 取次大手2社が物流で協業へ=永江朗 文字サイズ 小中大 印刷