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教養・歴史 書評

『肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行』 平松洋子著 文藝春秋 1500円

『肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行』 平松洋子著 文藝春秋 1500円

 食にこだわり続ける著名エッセイストの最新作は羊や牛、鹿など10種類の肉の生産現場を全国で密着取材した異色のノンフィクションだ。畑を荒らす猪(いのしし)を害獣から特産品に変え、地域の活性化を果たした島根県美郷町など、実に多くの人たちが生き物を“無駄なく生かし切る”ことにこだわり、品質や味を高めようと日々努力を重ねて挑戦している姿を紹介。まさに生産者の汗と魂が込められた「ソウルミート」の名にふさわしく、純粋に感動を覚える。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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