教養・歴史書評 『物語を売る小さな本屋の物語』 鈴木潤著 晶文社 1650円 2020年10月23日 『物語を売る小さな本屋の物語』 鈴木潤著 晶文社 1650円 厳しさばかり話題にされる書店経営。しかし、店主の目がしっかり行き届く小さな書店を長く継続させている例も少なくない。京都にある子供の本専門店「メリーゴーランド京都」の店長を務める著者もそんな一人。子供の本専門店の日常的なリアルって? ギャラリーを始める時の思いは? 家族生活との関係は? 著者がつづる等身大の言葉を読みながら、自身の記憶で人生最初(4歳!)に出会った本屋の系列店で今まさに働くその運命と努力に感嘆する。(K) 前の記事 10月1~7日(ビジネス/フィクション) 次の記事 アメリカ クオモ知事の対策奮闘記、評判は今ひとつ=冷泉彰彦 文字サイズ 小中大 印刷