教養・歴史 書評 『DXの真髄』 安部慶喜、柳剛洋著 日経BP 1800円 2020年11月6日 『DXの真髄』 安部慶喜、柳剛洋著 日経BP 1800円 ITを浸透させることが、仕事や生活の質を向上させるとするDX(デジタルトランスフォーメーション)。いまやビジネス領域では最頻出用語になりつつあり、日本企業は大きく立ち遅れていると指摘される。著者はその原因を「コストに見合わない個別対応」「やめられない紙文化」などの業務面や、「人財戦略なき人事制度」など組織面での21の「習慣病」に求める。そして、あいおいニッセイ同和損害保険など、変革に成功した先進6社の事例を紹介していく。(K) 前の記事 『ヒトラーの脱走兵』 對馬達雄著 中公新書 880円 次の記事 『世界との日本の水事情』 吉村和就著 水道産業新聞社 1500円 文字サイズ 小中大 印刷