2020年3月期 全255信金ランキング 総資産 1兆円超の“メガ”41信金=白鳥達哉/吉脇丈志
全255信金の2020年3月期のディスクロージャー誌を基に、七つの指標でランキングし、信金や地域の実情を分析した。誌面ではランキングの上位・下位信金を取り上げるが、「週刊エコノミストOnline」では全信金の一覧表を順次、紹介する。※全225信金の総資産と当期純利益のpdfはこちら
(白鳥達哉/吉脇丈志・編集部)
総資産は貸借対照表の資産合計で、金融機関の規模を示す。地銀中位行と肩を並べる5兆円超の京都中央(京都)を筆頭に、1兆円超の“メガ信金”は41信金。しずおか焼津(静岡)も昨年7月の合併で1兆円を突破し、再編で規模拡大する信金が増えている。
一方、500億円を下回る日田(大分)をはじめ、1000億円未満も21信金あり、規模の二極化が進んでいる。当期純損失は9信金と前期より3信金増え、規模の小さな信金に目立つ。