教養・歴史 書評 『2025年を制覇する破壊的企業』 山本康正著 SB新書 900円 2021年1月8日 『2025年を制覇する破壊的企業』 山本康正著 SB新書 900円 最先端企業は「本業が何であるということすら決めていない」という。グーグルやアマゾンは、何のためらいもなく業種の壁を越え、既存のビジネススタイルを変えていく。そんな戦略や発想が分かる本だ。ベンチャーキャピタリストの著者によれば、いま世界に投資資金はあり余っており、アウトソーシング(外部委託)で事業に必要なITインフラなども調達できるので、「大企業・大資本」は絶対的な強みでなくなったという視点も面白い。(T) 前の記事 『われらが〈無意識〉なる韓国』 四方田犬彦著 作品社 2700円 次の記事 中国 「怒る」べきか、「反省」すべきか 日清戦争論=辻康吾 文字サイズ 小中大 印刷