教養・歴史書評

『社会保障と財政の危機』 鈴木亘著 PHP新書 930円

    『社会保障と財政の危機』 鈴木亘著 PHP新書 930円

     新型コロナウイルスは医療や介護、年金、生活保護の窮状をあぶり出した。社会保障研究の第一人者が各分野の課題解決へ処方箋を提示、早急な行動を促す。感染者が欧米より圧倒的に少ないのに、日本が医療崩壊の危機に瀕(ひん)しているのは、厚生労働省による対策のレベル設定が高過ぎたためと断じるなど、考察は切れ味鋭く分かりやすい。コロナ禍をきっかけに抜本改革に取り組むか、先送りしてもっと大きな危機を迎えるかの岐路にあるとの指摘は至言だ。(W)

    インタビュー

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    2月2日号

    ガソリン車ゼロ時代第1部 激変する自動車産業22 EVで出遅れる日本 市場奪取へ勝負の10年 ■市川 明代/白鳥 達哉26 図解・日本の雇用 製造から販売まで、2050年に80万人減も ■白鳥 達哉28 ガソリン車よりエコ! 生産から廃車まで、EVのCO2排出は少ない ■桜井 啓一郎31 インタビュ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事