教養・歴史 書評 『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円 2021年2月5日 『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円 先行きの見えないコロナ禍の中で、孤独死や無縁仏の問題が深刻化している。著者は、2025年には介護施設の倒産が加速すること、30年には65歳以上の世帯が約3割を占めることなど、5年おきに訪れる「危機」を整理。避けられない「孤独死」をいかに後悔しないように準備するかを考える。あらかじめ受けたい、もしくは受けたくない治療について書面に記しておく「リビングウィル」の落とし穴や、ケアマネジャーの探し方なども盛り込んでいる。(K) 前の記事 NO.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法 菊地 正俊著 日本実業出版社 1500円 次の記事 『医療の外れで』 木村映里著 晶文社 1600円 文字サイズ 小中大 印刷