教養・歴史書評

『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円

『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円

 先行きの見えないコロナ禍の中で、孤独死や無縁仏の問題が深刻化している。著者は、2025年には介護施設の倒産が加速すること、30年には65歳以上の世帯が約3割を占めることなど、5年おきに訪れる「危機」を整理。避けられない「孤独死」をいかに後悔しないように準備するかを考える。あらかじめ受けたい、もしくは受けたくない治療について書面に記しておく「リビングウィル」の落とし穴や、ケアマネジャーの探し方なども盛り込んでいる。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事 「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事