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教養・歴史 書評

『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円

『多死社会に備える』 長岡美代著 平凡社新書 880円

 先行きの見えないコロナ禍の中で、孤独死や無縁仏の問題が深刻化している。著者は、2025年には介護施設の倒産が加速すること、30年には65歳以上の世帯が約3割を占めることなど、5年おきに訪れる「危機」を整理。避けられない「孤独死」をいかに後悔しないように準備するかを考える。あらかじめ受けたい、もしくは受けたくない治療について書面に記しておく「リビングウィル」の落とし穴や、ケアマネジャーの探し方なども盛り込んでいる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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